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「広重 名所江戸百景」から「日本橋雪晴」 |
日本橋とともに富士、江戸城、一石橋が描かれている
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「広重 名所江戸百景」から「するがてふ」 |
三越と三井本館(現在は合併し、中央三井信託銀行になっている)の間から西の方角を臨む。現在では想像を逞しくするほかないが、実際に富士の方向を指すとされる。故に駿河町なのだという。
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「広重 名所江戸百景」から「日本橋通一丁目略図」 |
中央に大道芸人である住吉踊りの五人組と三味線を持つ女太夫が歩いていく。路傍には裾をからげ、冷やし瓜を頬張る男がおり、夏の暑い日中の景色である。大抵の人が笠をしている。場所は最も手前の木綿問屋白木屋から分かる通り、現在の日本橋交差点である。よく知られているように、この白木屋(東急日本橋店)はつい最近閉店し、現在は更地になっている。
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「広重 名所江戸百景」から「八つ見のはし」 |
八つ見橋は一石橋の別称で八つの橋が臨めることから、その名がある。絵にある道三堀に架かる銭亀橋と道三橋。江戸城外堀に架かる常盤橋、呉服橋、鍛冶橋。背後の日本橋と江戸橋。と一石橋自分自身である。地図を見れば分かるように堀の十字路に面して架けられており、眺望がよいわけだ。しかし現在は首都高速呉服橋ランプ下に押し込められている。
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「広重 名所江戸百景」から「市中繁栄七夕祭」 |
題名に場所がないが、広重の住まいからの七夕図で、現在では八重洲のブリジストン美術館のあたりからのものと考えられている。江戸城(伏見櫓)越しに富士を仰ぐ事となっている。昔は短冊だけでなく、いろいろなものを笹にとりつけたようだ。徳利、盃、大福帳、算盤、西瓜や鯛まである。さても景気のいいことよ
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