天正八年(1580)
(西日本)
九州・四国・中国いずれも変動がある。
九州・四国は龍造寺氏、長宗我部氏の勃興である。大友・三好を圧倒している。
島津も北上を始めた。しかし龍造寺氏の急成長はそれを上回る。
太閤記等で良く知られるように、この時期は羽柴筑前守の充実期である。
宇喜多を組下に得た織田家が毛利氏を圧倒している。
(中央)
信長は畿内・中国・北陸に勢力を伸張し、尾張・美濃・伊勢・近江以外にも分厚くなってきた。
(東日本)
武田を中心に徳川・北条・上杉の関係に変化がない。
信玄が、次いで謙信が没し、幕間の均衡のひととき
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