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第三部(7) 群馬県
(旅の構想)
県内全域、利根川水系である。また個人的な感傷から新潟県へは国道17号線三国峠、上越線上の蓬峠、あるいは六日町に抜ける清水峠のいずれかの上越国境の峠を越えていくつもりである。
最終的には利根川本川の上流部を通行するため、支流に位置する目的地を順に回ったうえで本川を遡ることにする。
利根川本川流域以外の目的地は信越本線・国道18号線の碓氷川流域、草津周辺の吾妻川流域、両毛線の渡良瀬川流域と東西にばらばらとした分布となった。
しかし利根川を遡上するという当初の構想を優先し、県内を西から東に横断したのち、南から北へと歩みを進めることとした。
県内の重要伝統的建造物保存地区は県の県東西に2箇所、日本百名橋は県南部の東西に2箇所、日本の滝百選は県北部の東西に3箇所と県の地勢を反映したものとなっている。
その他、せっかく草津にいくのなら白根山湯釜の青白色をまた見てみたいと思い目的地に加えている。
(県内順路の概要と未踏エリア)
秩父から関東山地を縫うように軽井沢へ。峰の茶屋から群馬県に戻り伊香保経由で前橋へ。そこから当初は桐生を往復することを考えていたが、周遊ルートでなく片道ルートで可とするように考え方を改めた。すると吹割の滝や谷川岳も同じ考え方に立つことができ、群馬県は多くの樹状ルートなった。日本中央バス(神流川沿いに上野村)、両毛線(桐生駅)、関越バス(吹割の滝)、上越線(土合駅)が端点となった。上野村は埼玉県から峠越えを志賀坂峠で考えていたため、先取りして桜満開の上野村を訪れたが最終的に土坂峠経由となったので、大幅な盲腸線になった。安中についても中仙道杉並木の再訪をしたく無理に盲腸線の計画を立てたが、少し印象が違っていた。東毛の2郡(邑楽、佐波)は未踏となった。しかしともに東武伊勢崎線沿いであり、通過はしている。
| 郡域を指標とする県域区分(郡再編後(1900年4月)) | 主な自治体 | 「日本一巡」順路 |
| 上野国 |
G:多野郡 |  | 藤岡市 | 上野村 |
H:北甘楽郡 | 富岡市 | 小幡 富岡 |
I:碓氷郡 | 安中市 | 妙義 安中 碓氷峠 |
K:吾妻郡 | 中之条町 | 嬬恋 長野原 中之条 |
J:群馬郡 | 高崎市 | 伊香保 |
F:邑楽郡 | 館林市 | (未踏) |
D:山田郡 | 桐生市 | 桐生 |
E:新田郡 | 太田市 | 桐生 |
C:佐波郡 | 伊勢崎市 | (未踏) |
A:勢多郡 | 前橋市 | 前橋 |
B:利根郡 | 沼田市 | 沼田 水上 猿ヶ京 |
| | | 1:前橋市 2:高崎市 | | |
※郡域については、ISIDA Satosi さまの地理データ集から『郡の変遷』を、全面的に参考にさせていただきました。お礼申し上げます。
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